※気持ち悪いことを書くので感情論が苦手な方は避けるが吉
突然ですが、法律と人の感情、どっちが優先されると思いますか?
世の中、法律に則って云々言う人が多いですが、実は人の感情に
よって法律なんてすぐに変わります。最高裁判決で違憲と出た国籍法
の改正など、法律はいわばルールであって、時代を経ると共に人の
感情、そして環境も変わるのですから変化をし続ける必要があります。
だから、個人的には法律よりも人の気持ちを大事にしていました。
私の名前からもお分かりの通り、私は前職でグッドウィル系列の会社で
派遣社員の管理をしてました。労働者派遣法に労働基準法等、守らな
ければいけない事は多々あります。しかし、最終的に「人」を繋げる
のは人に他ならないと痛感する事は多々ありました。一日でバックれる
人もいれば、他の営業所・他の会社に紹介してでも次を案内したい人
もいました。前者は我々も名前を控え、本社を含め全国にある営業所
に通知します、結局はバックレたら当人に返って来るだけです、勿論
取引先には謝らなければいけませんけども・・・。そして後者。これは
我々の能力不足によるとしか言いません。派遣とはいえ、何歳でも
雇うわけではありません、少数ではありますが、不採用通知を出す場合
もあります。そして取引先企業も自身が選ばない手軽さからか、結構
人選をしてきます。例を言うのなら、男なら40歳まで、女なら30歳まで
といった感じでしょうか。。。寧ろ、派遣の方が年齢について徹底して
いた所があったと思います。勿論、年齢の他にスキル・実績・或いは
ある程度年を取っていた方が良いと思われる仕事もあります、しかし
そのような案件は本当に数を数えるほどだったりしました。派遣社員は
体の良い駒です、それ程案件ないんですよ、ハローワークとかで出して
いる求人内容が実際にはなくて、兎に角人を集めようとしていた時期が
ありました。今は目を付けられてしていない筈ですが・・・。
その中において、一番大事なのは「信頼」だったと思います。人材派遣
の会社が何を言う、と滑稽に思われる人もいると思いますが、この派遣
会社は良いよ、という取引先の信頼を得るにはまずは入ってもらう人が
納得して仕事をしてもらわなければいけません。全社員が酷いピンはね
をしている訳ではなくて、日頃から貢献している人、そして何年も
勤めていた人には給与保障などしてきました。派遣先から脅しに近い
ものを受けて、実際に働いた時間より少なく申請してくる派遣社員も
います、そういう事をしてきたらこちらとしてもクレームをつけますし
そっと、本来の時間の方を教えてもらうように電話し、そちらで給与を
つけたりしてました。いくら派遣先が人材と見てなくとも、こちらは
そうは行きません、人として繋がりがあるから派遣先とも信頼が出来、
次の仕事にも繋がるのです、お互いにとって。今、派遣切りが行われて
おりますが、売上重視の上っ面しか見えてない上層部がこういう事を
しているとしか思えません。私も含め、悪くないとは言いません。
しかし、積み重ねた信頼を壊されるようで悔しい部分を持ってる派遣
会社の社員も少しはいるという事を感じてくれると幸いです。まあ数年
勤めれるとそういうのが壊れてきますけども・・・その前に逃げてきた
私にとっては、ヘタレだったのかもしれません。
結局、人を法律で縛る事は出来ないと思うんです。労基署も過剰残業
にも関わらず、払うもの払っていたら良いとか、面倒臭い部分もあった
のかもしれませんけども、ちゃんとするという姿勢を見せている所には
特に何もなかったように思います。生憎、親会社がグッドウィルに
買われ、結果的に親会社に足を引っ張られるようになりましたけどね。
売上至上主義が招いた、人と人との繋がりを怠った末路だとは思い
ます。今、大量解雇をしている企業は、派遣会社も含めやがて相応の
報いがあると思うんですよ、というか、そう思いたいです。
最後に。法律で最大限まで罪を軽くした温情判決の動画を貼ります。
これは検察側も何とか知恵を絞って、殺人とはいえ罪を軽く出来ないか
を考え抜いて出した求刑、そしてそれに応えた裁判官の判決です。人は
法律によって支配されるものではありません。大事なのは気持ちである
という事を、ここに記しておきます。
はぁ・・・今年も明日で終わりですよ。ずっとニートで語ることも特に
ないはずなのに、必要以上に語ってしまうものがありますね、ええ。
2008年12月30日
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